「せっかくパーマをかけたのに、すぐにとれてしまった!」という経験はありませんか?
パーマをかけたからには、なるべく長く楽しみたいですよね。
今回は、少しでもパーマを長持ちさせたい方の為に「自分で出来る簡単な改善方法」をご紹介したいと思います。
パーマがかかりやすい人と、かかりにくい人の違いは?
パーマがとれやすいと感じる方は、パーマがかかりにくいとも言われた事がありませんか?
最もパーマに適した髪の毛の状態は「少しダメージがあり、細くも太くもない髪の毛」です。
健康過ぎる髪は、髪の表面を覆うキューティクルが硬いので薬剤が浸透しにくく、また柔らかい髪やハイダメージの髪は、髪のコシが少ないのでパーマがかかりにくいのです。
また、縮毛矯正をしたり、ストレートパーマをかけた髪も、髪の構造が変化してしまっているため、新たにパーマがかかりにくくなります。
アイロンやコテを頻繁に使っている髪も同様です。
そもそもパーマの持ちの平均って?
これは正直、髪質などにより異なりますが、コールドパーマ(一般的に美容院で行われるパーマ液を使用する方法)で1~2ヵ月程度。
デジタルパーマ(熱を出すロッドに髪を巻き込みくせ付けする方法)で3~6ヵ月程度が平均的な期間です。
パーマがとれる原因
【パーマが取れる原因①】乾かしていない
そもそもこれは、パーマをかけていない場合もそうですが、お風呂上りなど髪が濡れたまま寝てしまったり、毛先が半乾きの状態で寝てしまうと、カールが伸びてしまったり、ダメージしてしまうので絶対に止めましょう。
寝る前はどんなにめんどくさくても、ドライヤーでしっかり乾かすことを強くおすすめします。
また、シャンプー後など濡れた状態で髪をコームで梳かしたり引っ張ったりすると、パーマがとれやすくなります。
特にパーマをかけて48時間はパーマが定着していないので、とてもデリケートです。
お風呂上りのドライヤーに関してはこちらの記事を参考にしてみてください。
お風呂上りに髪を乾かさないと起きるトラブルとドライヤーの時短術!
【パーマが取れる原因②】スタイリングしていない
これは朝ですが、まさか寝起きのままの髪型で家を出たりしていませんか?
あるいは結局結んでしまうか…
これではパーマが活かせません。
何かしら、スタイリング剤をつけましょう!
詳しくは後程書いていきます。
【パーマが取れる原因③】ダメージの蓄積
これはあらゆることが原因になりますが、カラーやパーマの繰り返しも髪へのダメージの原因です。
先程挙げたような『髪を乾かさずに寝る』など日常的な要因もダメージが蓄積される原因の一つです。
ダメージが蓄積されると髪の毛の弾力が無くなり、パーマを維持する力が無くなっていきます。
パーマで傷んだ髪の毛を治す方法については、こちらの記事を参考にしてみてください。
【パーマが取れる原因④】そもそもカールが弱い
これは美容師側の問題です。
「家に帰ったらもう取れてた」なんて事も…
あとは一度シャンプーして乾かしたら、髪の毛が真っすぐになってしまったなどの場合は、カールが弱いと思うので、1度でもそんな経験をしたことがある方は、次パーマをかける前に担当美容師にまず相談しましょう。
初めてパーマをかける場合もパーマの持ちが変わってくる
初めてパーマをかける場合、施術履歴や髪質によりますが、早めにパーマが落ちる事が多いです。
特にカラーもパーマもした事の無い健康的な髪の毛は、薬剤が髪の毛に浸透しにくく、落ちやすいです。
あとは慣れていなくて、髪の毛を引っ張って乾かしてしまっている事が多い為です。
ただこれは本当に一例であって、施術履歴、髪質によって当然変わります。
パーマの持ちを良くするには?
ここまでは、パーマが落ちてしまう原因をご紹介しました。
次は、パーマの持ちを良くする為のコツや方法をご紹介します。
【パーマの持ちを良くする方法①】洗い上りはしっかり乾かす
夜シャンプーをしたら、必ずしっかり乾かしてから寝る様にしましょう。
乾かす前に、ドライヤーの熱を出来るだけ抑える為にも、タオルドライでしっかり水分を取ることが大事です。
濡れたままの髪はダメージを受けやすく、パーマが台無しになるだけではなく、キューティクルが剥がれて髪を傷める事になります。
半乾きとかではなく、しっかりと乾かすようにしましょう。
乾かしすぎるとカールが弱くなるタイプのパーマもあるので、その点も考慮してドライヤーは短時間で済ませたいところです。
【パーマの持ちを良くする方法②】スタイリングをする
パーマをかけている時は必ずスタイリングをする事が大切!
と言っても、何かしらスタイリング剤をつけるだけで大丈夫です。
デジタルパーマに関しては、上にも書いたように夜しっかり乾かしておけば、朝はヘアオイルなどのトリートメントをつけるだけでいいので簡単です。
コールドパーマに関しては、1度毛先をほんの少し湿っているくらいに濡らして、そこにムースを揉み込むだけ!
※ムースが1番水分量の多いスタイリング剤で、カールが綺麗に出るのでおすすめです。男性の場合は、同じく水分量の多いジェルも良いですよ!
【パーマの持ちを良くする方法③】保湿する
パーマを維持するための最大のポイントは、乾燥を防ぐ事にあります。
特にコールドパーマと呼ばれる普通のパーマの場合、濡れた状態でパーマが維持されるため、髪が乾燥しているとそれだけパーマが伸びてしまう事になります。
パーマ液は髪の水分と油分を流出させてしまうので、タンパク質の補充をしてあげないと毛先が乾燥し、カールが出づらくなってしまいます。
パーマケア用のトリートメントで保湿するよう心掛けましょう。
サロントリートメントやホームケアに関してはこちらの記事を参考にしてみてください。
美容院のトリートメントって効果あるの?長持ちさせる方法教えます!
【洗い流さないトリートメントの選び方】オイルとミルク、おすすめはどっち?
【パーマの持ちを良くする方法④】こまめにカットをする
これは長さを切るという意味ではなく、毛量を調節するイメージで良いと思います。
パーマは毛量が増えてくるとカールが出づらくなってきます。
なので毛量が増えやすい方は、こまめにカットして毛量調整することが大事になってきます。
もちろんスカスカに軽くなり過ぎると、パサつきやパーマの減少に繋がってしまうので注意が必要です。
「なんかスタイリングがしづらくなってきたな~」と思ったら、とりあえず美容室で見てもらうようにしましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今日お伝えした内容の中でも
『パーマをかけた後、髪の毛を引っ張って伸ばすような行為をしない』
これが最も大切です。
少しでもパーマスタイルを楽しむために、出来そうな事があれば是非試してみて下さい。
あとは信頼出来る美容師さんに、なりたいヘアスタイルなどを相談して、出来るだけスタイリングしやすいパーマをかけてもらいましょう。
そして万が一、明らかにカールが弱かった場合は、どこのサロンもお直し期間が設けられていると思うので、お直ししてもらうように1度相談してみましょう!
パーマに関してはこちらの記事も参考にしてみてください。