ツヤの無い髪は何故か、髪が傷んでいるように見えてしまいますよね。
室内ではあまり気にならなくても、外を歩いていて、ふとガラスに映った自分を見ると思いのほか金髪でびっくりすることがありませんか?
毎日ヘアケアをしていても、パサつきは治まらずツヤツヤに見えない、、、
手触りが良くなっても、見た目が綺麗にならない時は、髪色が原因かもしれません。
日々のヘアケアだけでなく、カラーリングでも髪にツヤを出せるのはご存知ですか?
黄色やオレンジっぽい髪色は、光を反射しないのでキレイな髪には見えにくいのです。
では、どんな髪色がツヤ感があるように見えやすいのでしょうか。
今回は、ツヤの出やすい髪色やどうしたらツヤのある髪になるのか?また、反対にパサついて見えやすい髪色、パサつきの原因についてもご紹介したいと思います。
髪にツヤが出る原理
まずはツヤ髪に見える原理を説明していきます。
ツヤとは、光の反射です。
光(電気の光や太陽光など)が髪に当たって反射すると、その反射した光がツヤとなります。
髪は傷むとダメージホールと呼ばれる穴が出来てしまい、髪の表面が凸凹になってしまいます。
すると、当たった光が綺麗な反射はせず、色んな方向に乱反射してしまうのです。
太陽の下で道路や土を見ても眩しくないのと一緒で、光が乱反射することによりツヤがかき消され髪の毛はパサパサに見えてしまいます。
これはくせ毛も同様で、凸凹はしてないけど表面が歪んで均等なものになっていないので、同じくツヤっぽくは見えなくなります。
なので、ツヤを出すには表面の凸凹をしっかりと無くすことが大切になります。
アイロンを入れるとツヤツヤになりますよね?
アイロンの熱で髪表面の凸凹を整えるので、ツヤが出るというわけです。
さらにオイル系のトリートメントをつけてあげることにより、綺麗な光の反射を生み出しツヤツヤの髪の毛にすることが出来るのです。
髪にツヤが出るヘアカラーの特徴
アイロンで髪表面の凸凹を無くせばツヤを出す事が出来ますが、ヘアカラーの色味によってもツヤの出るものとそうでないものがあります。
ヘアカラーでツヤを出せば、簡単に髪を綺麗に見せる事が出来ます。
ヘアカラーでツヤを出すためには、知っておくべきポイントがあります。
- 比較的暗めの色
- 黄色味が少ない色
- 光に反射しやすい、赤系やブラウン系の色
これらを意識するとヘアカラーでツヤ髪を手に入れる事が出来ます。
ツヤが出やすい明るさ
髪の明るさによってツヤっぽく見える明るさと、そうでない明るさがあります。
基本的に、明るめのカラーよりは暗めのカラーが光を反射するのでツヤが出やすくなります。
明るめのカラーは、
- 色が抜けやすくなる(黄色味、オレンジ味が出やすい)
- パサついてツヤが無くなる
などといったデメリットがあり、基本的には明るめカラーよりも暗めのカラーの方がツヤが出やすくなっています。
しかし、暗すぎると不自然なツヤ感になってしまうので、暗めでも6~8レベルの明るさがおすすめです。
6レベル→地毛より少し明るいくらい
8レベル→明るすぎず暗すぎない中明度
髪質や元の明るさによっては8レベルに染めた場合色落ちが早くすぐに明るくなってしまうので、色落ちして8レベルまでの明るさになるようなカラーにしてもらいましょう。
明るめでツヤツヤにしたい!と両方の願いを叶えたい方も多いと思いますが、、、
「明るめカラー」と「ツヤ」は真逆のものになってしまいます…。
例えば、染めたての時と色落ちしてきた時どちらがツヤが無くパサついて見えますか?
基本的には色落ちして、染めたてよりも明るくなるとツヤが無くなったと感じると思います。
その原理と同様に、髪色が色落ちした時のようなオレンジや黄色味の強い明るい色に近づけば近づくほど、ツヤのある髪からは遠のいていくのです。
ツヤの出やすい髪色
ピンク系やラベンダー系の色味はツヤが出やすい色です。
対して、マット(緑系)や黄色っぽい感じだとツヤは出にくくなります。
例えば、アッシュはラベンダー系と組み合わせればツヤのある色を出す事が出来ますが、マット系の色味に寄ってしまうと、黄色味が強くなるのでツヤは無くなってしまいます。
また、ブラウン系の色味もツヤが出やすい色です。
特に深みのあるショコラブラウンなどのブラウン系の色味はツヤの出るヘアカラーの定番です。
ということで、ツヤを出す色にしたいなら赤系のピンクからラベンダー系、またはブラウン系をチョイスするとツヤがあるように仕上がります。
ツヤ色ヘアカタログ
ラベンダーピンク
色味にこだわりが無く、とにかく髪にツヤが欲しいという方におすすめしたいラベンダーピンク。
色持ちも良いので、髪色を長く保ちたいという方にもぴったりです。
ラベンダーグレージュ
ラベンダー系のカラーでも、先程のラベンダーピンクとは違った寒色寄りの色味なので、赤みの強いカラーが苦手な方におすすめなラベンダーグレージュ。
ブリーチをしている明るめの髪色でも、暗めのカラーで染めるとしっかりツヤ感を出すことが出来ますよ。
ショコラブラウン
暗めで自然な色味が上品なショコラブラウン。
暗めカラーはツヤが出るだけではなく、色持ちも良く伸びてきた根元も目立ちにくいので綺麗なカラーが長続きします。
『イルミナカラー』ならどのカラーもツヤを出してくれる
ツヤを出したいけど、明るめのカラーが好きな方や、赤やピンクなどのカラーに抵抗があるという方も少なくないのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが『イルミナカラー』!
イルミナカラーなら、寒色系カラーの透明感とツヤ感どちらも手に入れることが出来ます。
例えば、
こちらは6レベルのオーシャンで染めたアッシュ系カラー。
寒色系のカラーなので6レベルでも透明感があり重くならずツヤツヤです。
先程の髪色よりも少し明るめの8レベルのオーシャンと8レベルのオーキッドをミックスしたラベンダーアッシュ。
少し明るくなるだけでより透明感が増します。
明るすぎないので、1年中楽しめる髪色です。
こちらはイルミナカラーのサファリをベースに、オーシャンとオーキッドをミックスしたもの。
ブリーチベースの13レベル程のハイトーンですが、ツヤツヤですよね。
赤味の無いベージュなので柔らかさもあり、日本人が憧れる外国人風の色素の薄い髪色になる事が出来ます。
基本的に、アッシュやマットなどの寒色系は柔らかさが綺麗な色味ですが、ツヤが出にくい髪色になっています。
それがイルミナカラーは、柔らかさとツヤのどちらも手に入れることが出来るという訳なのです。
まとめ
髪にツヤが欲しい方におすすめの髪色をまとめると
- 明るさは6~8レベル
- ピンク系やラベンダー系、ブラウン系で染める
- 上記のカラーが苦手な方はイルミナカラーを選ぶ
この3つをしっかりと守ってもらえれば、必ずツヤのある髪を手に入れることが出来ます。
これからの季節は暗めのカラーや、ピンク系やラベンダー系、ブラウン系の色味が取り入れやすい季節なので、この機会に試してみてはいかがでしょうか?
その他ヘアカラーについては、こちらの記事を参考にしてみてください。