目の下にクマが出来ていると、それだけでなんだか疲れた顔に見えてしまいます。
ちゃんと寝ていてもクマが出来る…
と思うこともありますよね?
今回は、そんな消えないクマについて徹底分析します。
消えないあのクマには、実はあの生活習慣に問題があるかも…
是非この機会に「クマ」について正しい知識を知って、目の下のクマを撃退しましょう!
意外と知らない!消えないあのクマの原因は…?
顔全体が疲れているように見えるクマ。
中々消えなくて悩んでいる方はいませんか?
そんなクマを無くす為に知っておきたいのがクマの「種類」なんです。
クマは血行が良くない為起こる「青クマ」、たるみなどで起こる「黒クマ」、皮膚の色素沈着で起こる「茶クマ」の3つに分けられます。
【青クマ】
- 血行不良などが原因のクマ
- 目尻を横に引っ張るとクマが薄くなるのがこのタイプ。しかし完全には消えない。
- 目の周りの毛細血管の血液が滞る事で、皮膚が薄い目の下が青黒く見える。
【黒クマ】
- たるみ、皮膚のへこみなどが原因のクマ
- 上を向くと目立たなくなるのが特徴。
- むくみがあるとさらに目立つ。
【茶クマ】
- 色素沈着などが原因のクマ
- 茶クマは、目尻を横に引っ張ったり上を向いてもクマが薄くならない。
- 小さなシミが集まる事でも茶色く見える。
あなたのクマはどのタイプでしょうか?
まずはクマができる原因について詳しく紹介していきます。
【クマができる原因①】睡眠不足や疲れ
クマができる目の下は非常に皮膚が薄い為、常に血管が透けて見えやすい状態にあります。
睡眠不足・疲れ・ストレス等で血行が悪くなり、血液の色が悪くなってしまいます。
その結果、透けて目元が青黒っぽく見えてしまうのです。
また、乾燥もクマを作ってしまう原因の1つとされており、特に乾燥しがちな冬は要注意です。
【クマができる原因②】洗顔の摩擦や紫外線
目の下の皮膚は薄くデリケートなので、クマができる目の下は洗顔の摩擦やクレンジング、紫外線の影響を受けやすくなっています。
目の下の肌に負担をかけることで、色素沈着しやすくなり「茶クマ」の原因になります。
また、花粉症などで目の周りをよく擦ってしまうのも色素沈着の原因になります。
消えないクマの原因が分かったところで、続いてはクマを少しでも薄くする「クマ撃退法」をご紹介します。
まずはメイクで!!消えないクマの撃退法
今すぐ消えないクマを薄くしたいあなたは、メイクから変えてみてはいかがでしょうか?
そんな時に使いたいのが「コンシーラー」
コンシーラーを使うことで、気になるクマも目立たなくなりますよ。
しかし、クマを目立ちにくくしたいからと言って厚塗りするのは厳禁です。
厚塗りすることでメイクがヨレやすくなり、逆に目立ってしまいます。
また、クマの種類と肌色に合わせた色を選びましょう!
コンシーラーの色の選び方
・青クマはオレンジや赤で消す
青クマをカバーするメイクのポイントは、青の反対色であるオレンジや赤のコンシーラーを使う事。
青クマをカバーする為にイエローやベージュのコンシーラーを使うと、かえってクマが目立ってしまう可能性があるので、注意しましょう。
青クマにおすすめのコンシーラー
カネボウ化粧品 アイゾーンコンシーラー
・黒クマは光で飛ばす
黒クマは影によって出来るものなので、色をカバーするコンシーラーを使ってもキレイに隠れません。
その為、黒クマが気になる人は光でクマを飛ばすのがおすすめです。
明るいコンシーラーやハイライトで光を集めると、目の周りが明るく見えます。
目の周りが明るくなれば、自然に影が目立たなくなるので、黒クマが目立ちにくくなります。
黒クマにおすすめのコンシーラー
excel(エクセル)サイレント グロウ コンシーラーSG01
・茶クマはイエロー系のコンシーラーで健康的に
茶クマが気になる人はイエロー系やベージュ系のコンシーラーで肌の色を整えましょう。
色素沈着で茶色になった目元にイエロー系やベージュ系のコンシーラーを塗ると、健康的な雰囲気になり、疲れ顔に見えません。
反対に、オレンジ系や赤系のコンシーラーを使うと、目の周りの色素沈着が強調される事があるので、青クマ用のコンシーラーは使わないようにしましょう。
茶クマにおすすめのコンシーラー
Dior(ディオール)フィクス イット カラー 300
出典:Dior
その他メイクに関してはこちらの記事も参考にしてみてください。
【そのメイクで大丈夫?】コントロールカラーの選び方と正しい塗り方
本当に落ちない口紅が欲しい!ティントじゃないのに色持ち抜群のリップは?
生活習慣も大事!消えないクマの撃退法
青クマにお悩みの方におすすめの対策
青クマの原因となるのは、血行不良と言われています。
寝不足や冷え、さらには眼精疲労などが原因で目の周りに通っている毛細血管の血流が滞ってしまうと、目の下の皮膚はとても薄いので、その滞った血管が毛細血管から透けて見えてしまうのです。
そんな青クマにお悩みの方は、体を温める事を心がけましょう。
目の周りの血行が滞る事でクマができている為、温かいタオルで目の周りを温め血流を改善させましょう。
この時、温タオルが熱すぎないようにして下さい。
顔の皮膚は非常に薄くデリケートなので、熱すぎるタオルではかえって刺激になってしまいます。
また、体の冷えは血行不良を引き起こし青クマの原因となるので、湯船にゆっくり浸かるなど体を温める事が大切です。
青クマには目の周りを軽く押してマッサージするのもおすすめです。
下まぶたの黒目から親指1本分下の位置には、「四白」というツボがあり、ここを押すと目の周りの血行が促されます。
また、血流を良くする鉄分、葉酸などが含まれている食べ物を意識して摂る様にしましょう。
黒クマにお悩みの方におすすめの対策
黒クマは皮膚の色が変わっているのではなく、皮膚の凸凹による「影」によって黒く見えています。
エイジングにより目の周りの筋肉が衰えたり、真皮層のコラーゲンやエラスチンの量が減少し肌にハリが無くなる事でたるみが生じ、その影が黒いクマに見えるのです。
そんな黒クマにお悩みの方は、目元のマッサージをする事を心がけましょう。
マッサージをする事で、目元の血行も良くなりたるみにくい目元になります。
そして、黒クマは目の下の筋肉が衰える事でたるみの原因となる為、体操で筋肉を引き締めましょう。
方法は、上まぶたが閉じない様に指で押さえながら、下まぶたを閉じるような動きをします。
左右10回程度行うと効果的です。
また、黒クマの特徴として、むくみがあるとより目立ってしまうので、むくみ防止の為に塩分は摂り過ぎないよう気をつけましょう。
茶クマにお悩みの方におすすめの対策
茶クマの原因となるのは、色素沈着と言われています。
紫外線によるダメージ、落としきれない化粧品、目を擦ることによる刺激などから小さなシミやくすみが増え、定着したものが茶クマになります。
目を擦る癖がある人、日焼けをするとすぐに黒くなってしまう人に出来やすいクマです。
茶クマの主な原因はメラニン色素なので、美白対策をしっかり行いましょう。
紫外線の強い季節はもちろんですが、一年を通してUVケアを徹底することが理想です。
また、茶クマが気になる方は丁寧なクレンジングを心がけましょう。
肌に化粧を残したくないと強く洗いすぎてはいませんか?
強くクレンジングすることで、目元に負担をかけてしまい色素沈着しやすくなってしまいます。
クレンジングの時は、目元は専用のリムーバーを使って優しく落とすことで茶クマを予防出来ます。
また、メラニン色素の生成を抑えるビタミンCを含む食べ物を意識的に摂ることもおすすめです。
果物の他に、パプリカやブロッコリーなどにも多く含まれていますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
消えないクマについて詳しくご紹介しましたが、自分に合った「クマ撃退法」は見つかりましたか?
クマはメイクで目立ちにくく出来ても、すぐには消えないものです。
しかし生活習慣を少し気遣う事で、消えないあのクマも少しずつ目立ちにくくなります。
これを機会にクマの無いキレイな肌を目指してみませんか?
クマ以外にも毛穴や肌が気になるという方はこちらの記事も参考にしてみてください。