「もしかして、自分の口臭ってクサイんじゃないか!?」
このように自分の口臭が気になった事がありませんか?
もしくは他人の口臭が気になる時もありますよね。
口臭が気になると、会話をするのも怖くなります。
しかし口臭がクサい人もいれば、クサくない人もいます。
それではなぜ、口臭がクサくなるのか?
今回は気になる口臭についてお伝えします。
なぜ口が臭くなるのか
口臭の原因のほとんどは、口の中に住んでいるバクテリアの働きによるものです。
普段、バクテリアは私たちの体内に病原体が侵入するのを防いでくれています。
バクテリアが働くときに発生するガス(揮発性硫化化合物)が口臭の原因です。
このガスは
- 野菜の腐った臭いのする「メチルメルカプタン」
- 卵の腐った臭いのする「硫化水素」
- 生ごみのような臭いのする「ジメチルサルファイド」
この3つのガスが混ざって生まれる臭いが口臭の正体なのです。
口臭で悩んでいる人は、口内のバクテリアの数が多いと言えるでしょう。
したがって、口内のバクテリアの数を抑えることが口臭の対策と言えるのです。
口の臭いは唾液の量で決まる
唾液には、口の中のバクテリアを抑えてくれる効果があります。
唾液には酸素が含まれており、バクテリアは酸素が多い環境であると増えることはありません。
しかし
- 起床時や空腹時
- 緊張しているとき
- 口呼吸をしているとき
など、口の中が乾いていたり、ベタベタしているときは唾液の量が少なくなっているので、バクテリアが繁殖しやすくなるため要注意です。
口が臭くなる要因
生理的口臭
朝起きた時や、空腹時に匂うことがあります。
また、加齢も原因の一つです。
女性の場合、生理中などホルモンバランスの乱れにより口臭が匂うことがあります。
外的要因による口臭
ニンニクやニラといったニオイの強いものを食べたあと。
または飲酒や喫煙により、臭いの元となる成分が体内で吸収されたのち、血液を介して全身に循環すると肺を経由して呼吸とともに吐き出されます。
病的口臭
虫歯や歯周病などの口内の病気、または鼻や喉などの呼吸器、消化器などの病気が原因で起こる口臭です。
歯医者さんや病院等での治療が必要になります。
口臭の対策
歯ブラシだけでは不十分
虫歯や歯周病などの「病的口臭が原因の口臭」を防ぐには、毎日の歯磨きが大切です。
しかし、歯ブラシだけでは歯垢は完全には取り切れません。
虫歯や歯周病を予防するには歯ブラシだけでは不十分なので、歯と歯の間の歯垢もきちんと取れるように、デンタルクロスやデンタルピックを使用しましょう。
実は、舌が臭いの発生源かも?
舌の表面を覆っている白いものが「舌苔」といい、舌苔が多いと口臭の原因になります。
舌の表面は無数の突起物で覆われています。
その突起物同士の隙間に、食べかすなどの不要物がこびりついて出来たものが舌苔です。
舌の中央が少し白っぽくなっている状態であれば問題ないのですが、舌全体が真っ白くなっている状態であれば要注意です。
定期的な舌磨きで口内ケアを
舌磨き専用のアイテムを使ってケアしていきましょう。
歯ブラシで舌を磨いてしまうと、舌が傷付いてしまい、口臭を悪化させてしまう恐れがあります。
また、マウスウォッシュを併用するとより口内環境がより綺麗に保たれます。
まとめ
口臭は日々の生活習慣の中で、少し気をつけてあげることで簡単に予防できます。
口臭を気にせず明るく楽しく会話するためにも「口臭ケア」に取り組みましょう!
男の身だしなみについてはこちらの記事も参考にしてみてください。