くせ毛って本当に困りますよね?
雨の日や湿気が高い時、梅雨なんてもう最悪です。
朝に頑張ってスタイリングをしても、会社や学校に着く頃には全く別の髪形になっているなんて日常茶飯事です。
かと言って、縮毛矯正やストレートパーマをするのにも抵抗がある。。。
という人も多いのではないでしょうか。
そんなくせ毛をシャンプーで抑えることが出来るとしたらどうですか?
是非試してみたいと思いませんか?
今回は、そんな毎日くせ毛でお困りの皆さんの為に「くせ毛が起こる原因とくせ毛を抑えるシャンプー」についてお伝えしたいと思います。
クセ毛のメカニズム
髪の毛を構成するたんぱく質の繊維が均等な状態で繋がっていないと、髪の毛は右によれたり、左によれたりと、様々な形に曲がってしまいます。
髪の毛は、中心に「メデュラ」と呼ばれる核のようなものがあり、その周りを「コルテックス」というたんぱく質が取り囲んでいます。
出典:DEMI
コルテックスの中には柔らかい繊維状のたんぱく質と硬い繊維のたんぱく質が詰まっていて、縦に繋がっており、これらの繊維状のたんぱく質が均等に繋がっている場合は直毛、偏って繋がっている場合はクセ毛になります。
髪の毛の断面は、直毛の人が真円に近いのに対し、クセ毛の人の断面は楕円に近い形をしています。
また、クセ毛の原因は毛穴の形も関係していて、毛穴の形が歪んでいると髪の内部でタンパク質が不均一になり、曲がった髪の毛が生えてきてしまうので、クセ毛になるのです。
クセ毛の原因
クセ毛の原因は、先天性(生まれつき)のものと、後天性のものと、大きく分けて2つあります。
どちらの原因かによって、シャンプーでどこまで抑えることが可能かどうかが変わってきます。
先天性のクセ毛の場合
先天性のクセ毛は、生まれつき毛穴の形が曲がっていて、髪が生えてくるときにうねるため、新しく生えてくる髪の毛が初めから曲がっているという特徴があります。
このような生まれつきのクセ毛は、シャンプーを使うだけで完全に抑えることは難しいでしょう。
クセをしっかりと抑えたい場合はシャンプーを使うだけではなく、縮毛矯正をすることをおすすめします。
後天性のクセ毛の場合
生まれつき髪が真っ直ぐでも、生活習慣の乱れやストレスの影響を受けることにより、クセ毛になってしまいます。
ストレスなどによるホルモンバランスの乱れ、老化による髪質の変化、ヘアカラーやブリーチ、パーマなどのダメージ、頭皮環境の乱れ、などが後天性のクセ毛になる要因です。
後天性のクセ毛になった場合は、髪質にあったシャンプーを使うことで効果的に改善する事が出来ます。
自分のクセ毛のタイプに合わせてシャンプーを選ぶようにしましょう。
クセ毛を改善するシャンプー選びのポイント
保湿成分が入っているものを選ぶ
クセ毛の特徴として、髪が乾燥しやすく水分バランスが崩れてしまうため、ねじれが起きやすいという特徴があります。
クセを抑えるには、保湿成分が入ったシャンプーを使って、髪の水分バランスを整えてあげることが大切です。
アミノ酸系の洗浄成分のものを選ぶ
シャンプーを選ぶときは、頭皮に優しいアミノ酸系の洗浄成分のシャンプーを選ぶようにしましょう。
石鹸系や高級アルコール系のシャンプーは刺激が強く、洗浄力が高いため、頭皮の潤いを保つのに必要な皮脂まで過剰に落としてしまう危険性があります。
皮脂を落とし過ぎると、頭皮のバリア機能が低下する事によって、乾燥や頭皮環境の悪化に繋がってしまいます。
その結果、毛穴の形や髪質が変わってしまい、クセ毛を悪化させてしまうのです。
アミノ酸系の洗浄成分は頭皮に優しく、汚れを十分に落としてくれるのでクセ毛の対策にはおすすめです。
クセ毛のタイプ別シャンプーの選び方
波状毛
波状毛は、日本人に最も多いクセ毛のタイプです。
髪の毛が波打っているような見た目が特徴で、髪の内部の水分バランスが偏っていることでうねりが起きてしまっている状態です。
波状毛のタイプの人は、髪を保湿しつつ、水分バランスを整えてくれるシャンプーが効果的です。
波状毛におすすめのシャンプー
Aujua(オージュア)アクアヴィア シャンプー
くせ特有の水分の偏りに着目。
均一な水分状態へと整えることで、まとまりと扱いやすさを与えます。
保湿成分TPGが水を抱える部分を多く持ち、毛髪内部に浸透して、水分の分布を均一に保ちます。
さらに柔軟成分アルカンオイルが毛髪の柔軟性を高めます。
捻転毛
捻転毛は、髪の毛の1本1本がねじれていることで髪がまとまらず、広がってしまうという特徴があります。
毛穴の汚れや頭皮環境の乱れによって、髪が生えてくるときにねじれてしまうために引き起ります。
捻転毛のタイプの人は、毛穴の汚れをしっかり落とせて、頭皮ケア効果の高いシャンプーが効果的です。
捻転毛におすすめのシャンプー
ビオーブ リフレッシュスキャルプシャンプー
頭皮が敏感な方にもお使いいただける、アミノ酸系活性剤と両性活性剤のみで処方したシリコーンフリーの薬用スキャルプシャンプー。
高級アルコールフリーでありながら、豊かな泡立ちとさっぱり感のあるシャンプーです。
有効成分ピロクトン オラミンの働きでフケ・かゆみ・ニオイの発生を防ぎ、頭皮を健やかに保ちます。
連球毛
連球毛は、髪の毛の太さが不均一になっていて切れやすいといった特徴があります。
これは髪に充分な栄養が行き届いておらず、太さがバラバラになってしまっている為に起こります。
連球毛には髪のダメージ補修効果のあるものや、栄養補給効果のあるシャンプーが効果的です。
連球毛におすすめのシャンプー
テモイ プルーム シャンプー
すっきりとした洗い心地の酸性石鹸系と、髪をしっとりさせるアミノ酸系の2つの洗浄剤を独自ブレンド。
頭皮の汚れをしっかりと落としながら、ファイ型ケラチンをはじめ、贅沢な美髪成分で、ツヤとまとまりのある髪に仕上げます。
縮毛
縮毛は、パンチパーマのように髪の毛が縮こまってしまっているといった特徴があります。
縮毛は生まれつきの髪質が原因の場合が多いので、シャンプーだけでは改善するのが難しいクセ毛のタイプになります。
髪を保湿するシャンプーで広がりを抑えつつ、美容室で縮毛矯正をかける事をおすすめします。
縮毛矯正については、こちらの記事を参考にしてみてください。
縮毛矯正をかける頻度はどれくらい?梅雨を基準にベストなタイミングをお教えします!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「先天性のくせ毛」も「後天性のくせ毛」も、シャンプーである程度は抑えることが可能です。
そこで、やはりシャンプー選びがとても重要になってきます。
まずは自分のくせ毛の原因や種類をしっかりと理解して、自分のくせ毛を抑えるのに最も効果的なシャンプーを選ぶようにしましょう。
シャンプーを変えるだけでクセ毛が抑えられるので、悩んでいる人は、今よりずっと扱いやすい髪の毛になりますよ!
その他シャンプー選びについては、こちらの記事も参考にしてみてください。