髪を保護してくれたり、潤いやツヤを与えてくれる「ヘアオイル」。
ダメージケア効果があると書いてあったのに、効果が感じられなくてパサパサ…
髪がベタベタになるから使いたくない…
と思っているあなた。ヘアオイルの“使い方”は間違っていませんか?
ヘアオイルには、嬉しいヘアケア効果が沢山ありますが、正しく使わないと充分に効果を発揮しません。
そこで今回は
- ヘアオイルの基本的な使い方やそのポイント
- 間違った使い方
- 知っていると役立つ応用的な使い方
- おすすめのヘアオイルTOP3
についてご紹介します。
この機会に是非ヘアオイルを試してみませんか?
ヘアオイルとは?ヘアオイルの効果はどんなもの?
ヘアオイルは、髪の毛に栄養を与えて保湿する、オイルタイプのアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)です。
ヘアオイルの効果は主に以下の4つです。
- 髪のパサつきを抑え、潤いを与える
- 髪にツヤを与える
- ドライヤーの熱や乾燥・摩擦によるダメージから髪を守る
ここでは、それぞれの効果についてを紹介していきます。
髪のパサつきを抑え、潤いを与える
髪の毛がパサつく原因は、髪の毛の水分不足にあります。
カラーやパーマを繰り返した髪は、キューティクルが剥がれ水分を留めることが難しくなっています。
そのため、ケアを怠ると髪はパサつき、枝毛や切れ毛になってしまいます。
そこで効果的なのが、へオイルの保湿効果です。
パサついている髪に潤いを与え、まとまりも良くしてくれます。
長時間ツヤツヤでサラサラな髪の毛をキープすることが出来ます。
髪にツヤを与える
ヘアオイルの2つ目の効果は、ツヤ出しです。
キューティクルをオイルでコーティングすることで、ツヤツヤな髪になります。
ツヤがある髪はキレイに見えますよね。
髪にツヤがあるとヘアカラーを綺麗に見せてくれる効果もあるんですよ。
ドライヤーの熱や乾燥・摩擦によるダメージから髪を守る
ヘアオイルでコーティングすることで、ドライヤーの熱から髪を守ってくれる効果があります。
ヘアオイルの保湿効果には、乾燥や摩擦によるダメージから髪を守ってくれる効果もあります。
トリートメントなどのヘアケアアイテムはダメージを修復するというイメージがありますが、使い方によってはダメージの予防もしてくれます。
ダメージ予防の例としては、「朝のスタイリングでヘアオイルをつける」といった使い方があります。
今は髪のダメージが気にならない方も、予防のためにヘアオイルを使ってみてもいいかもしれません。
ヘアオイルの間違った使い方
先程もご紹介しましたが、ヘアオイルには髪に潤いやツヤを与え、ドライヤーの熱や乾燥などのダメージから守ってくれる効果があります。
しかし、ヘアオイルの効果を実感できないという方は、間違った使い方をしているかもしれません。
まずは、ヘアオイルの間違った使い方についてご紹介します。
髪をとかさずにつける
ヘアオイルをつける前は、必ず髪をとかしましょう。
ダメージが酷く、あまりにも絡まる場合は、毛先にオイルをつけてからとかすのもありです。
髪をとかしたら、髪の内側から手グシをして馴染ませるようにヘアオイルをつけましょう。
髪の表面だけにつけるのも、ベタついた仕上がりになってしまう間違ったつけ方になります。
髪の根元までつける
ヘアオイルは毛先を中心に、髪全体の半分くらいの部分からつけるのがベストです。
根元からつけるとベタついた印象になってしまいます。
髪全体につけた方が良さそうに思いますが、そこをこらえて適切な場所につけてくださいね。
たっぷりつける
ヘアオイルの効果を実感したいので、たっぷりつけるというのは間違いです。
ヘアオイルは油であり、つけ過ぎると脂っぽくなり不潔な印象になります。
商品によっても多少変わりますが、ヘアオイルの適量は2~3プッシュ(2~3滴)です。
手のひら全体に薄く伸ばしてから、髪全体に馴染ませましょう。
ヘアオイルの正しい使い方
- 髪をとかさずにつける
- 髪の根元までつける
- たっぷりつける
これまでご紹介した方法は、間違ったヘアオイルの使い方です。
続いては、ヘアオイルの効果をしっかりと活かすための正しい使い方についてご紹介していきます。
ヘアオイルの適切な量
ヘアオイルは、つけ過ぎるとと脂っぽくベタベタになってしまいます。
髪の長さごとの適量は、
- ショート…1~2プッシュ
- セミロング…2~3プッシュ
- ロング…3~4プッシュ
ちなみに、使っているヘアオイルに適量が記載されている場合は、そちらに合わると良いでしょう。
ヘアオイルをつける場所
オイルを使うと髪がベタつくというあなたは、髪の表面につけていませんか?
ヘアオイルをつけるときは、髪の内側から馴染ませるように、毛先を中心に髪全体の半分くらいまでつけましょう。
絡まりやすい襟足の内側に手を入れて、髪を梳かすようにして毛先に向かってつけるのがおすすめです。
ヘアオイルをつけるタイミング
ヘアオイルは、髪を保湿してくれるヘアケアアイテムです。
そのため、タオルドライの状態(ドライヤーで乾かす前)で濡れた髪につけるのが効果的です。
また、外出中の髪のパサつきを抑えるために、お出かけ前にスタイリング剤としてつけるのもおすすめです。
ヘアオイルの効果的なつけ方の手順
ただつければ良いわけではなく、ヘアオイルのつけ方には手順があります。
正しい手順をまとめてご紹介します。
- お風呂上り、髪の毛をタオルドライする
- 適量のヘアオイルを手の平に出す
- ヘアオイルをまんべんなく手の平に伸ばす
- 髪の内側に手を入れ、毛先を中心に髪全体の半分くらいの長さまでヘアオイルを馴染ませる
- ドライヤーで髪を乾かす
※ヘアオイルを手の平にまんべんなく伸ばさずつけてしまうと、部分的につき過ぎてしまいベタつきの原因になります。
ヘアオイルの使い方:応用編
朝のスタイリング時につける
基本的にヘアオイルは、ドライヤーをする前の濡れた髪につけるのが効果的だと紹介しました。
それと合わせて、外出前にスタイリング剤の代わりにつけると、お出かけの時に髪を保護してくれます。
また、ヘアオイルには、乾燥や紫外線から髪を守ってくれる効果もあります。
髪のダメージ予防として外出前にヘアオイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。
トリートメントやコンディショナーに混ぜる
ヘアオイルには保湿効果があると紹介しましたが、トリートメントやコンディショナーに少量混ぜて使うのもおすすめです。
普段使っているトリートメントなどにヘアオイルを少し混ぜると、髪の保湿効果がグッと上がり、ツルツルになりますよ。
ヘアオイルのおすすめTOP3
ここでは、おすすめのヘアオイルを厳選して3つご紹介します。
お気に入りのヘアオイルがまだ見つかっていないという方は参考にしてみてください。
N.(エヌドット)シアオイル
出典:napla
言わずと知れたエヌドットシリーズのヘアオイル。
ポリッシュオイルとは違い、軽めの仕上がりが特徴で、ツヤっとマネージャーとまりのある髪に仕上げてくれます。
Aujua(オージュア)クエンチセラム
カラーやパーマを繰り返し、乾燥してパサついた髪を柔らかく潤った質感に整えてくれるクエンチセラム。
細毛の方でもベタつかず、色んな髪質に使える扱いやすいヘアオイルです。
Elujuda(エルジューダ)グレイスオン セラム
エルジューダ グレイスオン セラムには、「バオバブオイル」が配合されおり、保湿力が高く乾燥を防いでくれる効果があります。
しっとりとした仕上がりなので、硬毛やくせ毛の方におすすめのヘアオイルです。
まとめ
今回は、ヘアオイルの効果的な使い方についてご紹介してきました。
- ヘアオイルには保湿効果がある
- ヘアオイルを使うときは適量を手にまんべんなく広げ、髪の内側から馴染ませる
- ダメージが気になるときは普段のトリートメントに混ぜる
- 朝のスタイリングに使うとダメージ予防になる
ヘアオイルの正しい使い方を押さえて、憧れのツヤツヤな髪を目指しましょう!
その他、洗い流さないトリートメントについてはこちらの記事を参考にしてみてください。