紫外線をカットすることは「未来の自分にとっての1番の美容法」だと言っても過言ではありません。
紫外線が原因で起こる【光老化】。
これは肌のシワやたるみを引き起こす原因の8割を占めます。
そこで活躍するのが「日焼け止め」です。
女性であれば、大半の方が「日焼け止め」を使用しているのではないでしょうか?
そんな毎日使用する日焼け止めについて、なるべく肌に負担が少ない日焼け止めを使いたいと思いますよね。
今回は私がおすすめの【推し日焼け止め5選】をご紹介したいと思います。
肌に負担の少ない日焼け止めとは?
肌に負担が少ない日焼け止めとはいったいどのような日焼け止めなのでしょうか?
そもそも日焼け止めはなぜ肌に負担がかかると言われているのでしょうか??
それを知る為には、まず「日焼け止めの成分と効果」について知らなければなりません。
SPFとPA
「SPF」とは、短時間で肌に赤みや炎症を起こさせ、肌を黒くしてしまうUVB(紫外線B派)を防ぐ数値を示しています。
1~50+までの数値は、何も塗らない場合に比べてUVBによる炎症を「どれくらい長い時間防止できるか」を表しています。
SPF1で大体20分という計算になり、SPF50だと20×50=1000÷60(1時間が60分なので)=16.7という計算になります。
SPF30だと10時間ということです。
ただし、SPF50の日焼け止めを2種類塗ったからといってSPF100になるわけではないので注意しましょう。
そしてSPFの隣によく表示されているのが「PA」。
「PA」は一時的に肌を黒くしながら、長時間かけて肌の弾力を失わせるUVA(紫外線A波)を防ぐ効果を表す目安の表記です。
4段階の「+」マークで表示され、「+」の数が増えるにつれ、UVAに対する防御効果が高いことを表します。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤
日焼け止めにはその名の通り「紫外線を防ぐ効果のある成分」が配合されています。
- 紫外線吸収剤
- 紫外線散乱剤
この2種類の成分があり、商品によってどちらの成分が配合されているかが異なります。
どちらの成分にもメリットとデメリットが存在しますが、敏感肌の方が避けた方が良いのが【紫外線吸収剤】。
代表的なものとして
- ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
- ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸へキシル
- メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
- オキシベンゾン(オキシベンゾンー3)
などがあります。
紫外線吸収剤が肌に負担が掛かる理由としては、肌の上で紫外線を吸収し、熱エネルギーなどに変換する化学物質(有機ケミカル)であるため、肌に対する刺激が強くなってしまうからです。
しかし、紫外線吸収剤は「危険な成分」ということではなく、まれに肌に合わない人がいるという成分です。
塗り心地が良い、伸びがいい、汗で崩れにくいといったメリットがあるので、肌に合っていれば使って問題はありません。
一方、紫外線散乱剤には主に「酸化チタン」「酸化亜鉛」という成分が使用されています。
これらの成分は、紫外線吸収剤に比べて肌への負担は少ないですが、肌が白くなる「白浮き」の原因になってしまいます。
紫外線吸収剤が刺激が強く肌に合わないという方は、紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)と呼ばれる、こちらの日焼け止めを使用することをおすすめします。
肌への負担が少ない日焼け止めベスト5
種類が多くて選ぶのが意外と難しい日焼け止め。
肌が圧迫感を感じたり、SPFは高くても肌がつっぱったように感じるものもありますよね。
紫外線はしっかりカットしてくれて、尚且つ肌に優しくて付け心地も良い、そんな日焼け止めに出会いたいと思いませんか?
そこで、ここでは私がおすすめする【推し日焼け止め5選】をご紹介したいと思います。
FEMMUE(ファミュ)We Love Sun トーンアップUVクリーム
SPF50 PA+++
出典:FEMMUE
FEMMUE(ファミュ)はUVケアをスキンケアの一環と考え、紫外線吸収剤やナノサイズの粒子を使用せず、スキンケア効果のある植物由来成分とミネラル由来成分のみで作られています。
肌負担は少ないですが、SPF50PA+++なので真夏でもしっかり紫外線ケアができます。
LA ROCHE-POSAY(ラロッシュポゼ)トーンアップUV
SPF50+PA++++
敏感肌のためのスキンケアブランドLA ROCHE-POSAY(ラロッシュポゼ)の、色なしタイプの化粧下地・日焼け止め乳液です。
PM2.5等を含む大気中物質などの外的要因からも肌を守ってくれます。
石鹸で落とせるのも嬉しいですね。
naturaglace(ナチュラグラッセ)UVプロテクションベース
SPF50+PA+++
100%天然由来の原料を使用している日焼け止め兼化粧下地です。
石鹸で落ちる優しさながら、SPF50+PA+++というパワフルなUVカット機能。
紫外線、ブルーライト、近赤外線といった光ダメージをカットするだけでなく、潤いを与えてお肌のキメを整え、光ダメージが届きにくいお肌へ導きます。
Curél(キュレル)UVローション
SPF50+PA+++
キュレルのUVカットシリーズのアイテムは、すべて紫外線吸収剤を使用していません。
さらに、しっとりとした使い心地に定評があり、肌に負担をかけず石鹸で落とせることも嬉しいポイントです。
NOV(ノブ)UVシールドEX
SPF50+PA++++
皮脂や汗に強いウォータープルーフなのに低刺激。
伸びが良く、しっとりと潤う日焼け止めクリームです。
こちらも専用の洗浄料を使わなくても石鹸で落とせるので、敏感肌の方にもおすすめです。
まとめ
どこに重点を置くかによって、日焼け止めは選ぶものが変わってきます。
紫外線のSPF値なのか。
仕上がり重視か。
肌への負担なのか。
今回ご紹介した日焼け止めは日焼け止めの効果が高く、比較的肌への負担が少なめのものばかりなので、一度試してみてはいかがでしょうか?