男性であれば、1度は「顔そり」や「ヒゲソリ」をしたことがあるのではないでしょうか?
そして、その後に「肌がヒリヒリ」したという経験はありませんか?
そのヒリヒリの正体は「カミソリ負け」と呼ばれている現象です。
毎日ひげを剃るという方や、敏感肌の方は特にこの「カミソリ負け」には注意が必要です。
カミソリ負けは簡単に言うと「ケガ」なので、毎日ひげを剃るという方は、毎日同じ箇所をケガさせているという事になります。
ケガが積み重なった肌はどうなると思いますか?
想像してみると、おおよそ検討がつくと思います。
そこで今回は、カミソリ負けを起こさない為に「シェービングの基本と正しいシェービング方法」についてご説明したいと思います。
ひげ剃りのアイテムの選び方
ひげ剃りの代表的なアイテムは、「カミソリ」と「電気シェーバー」が一般的です。
【カミソリの特徴】
カミソリの特徴は、深剃りしやすく、比較的滑らかに仕上がることです。
深く剃れるところや、細かいところも剃ることが出来るので、髭の濃い人や伸びるのが早い人におすすめです。
また、電気シェーバーよりも初期費用が抑えられるため、簡単に始めることが出来ます。
しかし「カミソリ負け」を起こしやすいなど、肌への負担が大きいことや、洗面所など場所を選ばないといけないことが難点。
現在は様々な高性能電気シェーバーがある中、カミソリ派が多いのは、やはり仕上がりの良さと言えるでしょう。
【電気シェーバーの特徴】
電気シェーバーの特徴は、肌への負担が少ないことと、手間や時間がかからないことです。
また、場所を選ばずにどこででも使えるのも良い点です。
現在は昔と比べて、カミソリの仕上がりに負けないくらい高性能な電気シェーバーが登場しました。
しかし、ものによっては深剃りしにくく、剃り残しがみられるものや、音がうるさいものもあるため、見極めが重要です。
値段もピンキリなので、自分にあった使いやすいものを選ぶようにしましょう。
カミソリ負けとは
カミソリでシェービングした後に、肌がかゆくなったり、痛くなったり、出血してしまったことはないですか?
そういった肌トラブルの症状を総称して「カミソリ負け」と言われています。
中には、ニキビのようなブツブツができてしまうケースも。
カミソリ負けは皮膚が弱い人だけがなるものではないので、注意してシェービングしましょう。
カミソリ負けの原因
肌には、見えない細かな隆起やへこみがあります。
その部分を気づかずに剃ってしまうと、細かな傷がついて痛くなったり、出血してしまったりします。
カミソリの角度によっても、肌を切りつけてしまうときがあるので気をつけましょう。
また、シェービングは角質を落とす行為にもなるので、肌が乾燥して敏感な状態になります。
その状態で肌をケアせずに放置したり、肌に合わないケアアイテムを使うと、ヒリヒリしたりかゆみを引き起こしてしまうのです。
正しいシェービング方法(カミソリの場合)
ヒゲを柔らかくする
顔を水かぬるま湯で洗い、肌とヒゲに水分を与えて柔らかくしましょう。
乾いた肌でヒゲを剃ると、肌に負担がかかり「カミソリ負け」の原因になるので注意しましょう。
乾いた肌でのヒゲの硬さは、同じ太さの銅線の硬さと同じだと言われています。
そのため、刃先の負担にもなります。
ヒゲを柔らかくすることと、顔についた汚れを落とすことで、カミソリの刃をスムーズに動かすことが出来ます。
また、硬いヒゲを柔らかくするには、蒸しタオルが効果的です。
ヒゲは水分を含むことで約40%も膨張し、柔らかくなります。
蒸しタオルの効果で毛穴の汚れも落としやすくなるので、環境も整えることが出来ます。
ヒゲを剃る
・シェービング剤をつける
ヒゲを剃る前にシェービングフォームやジェルをつけましょう。
よりヒゲが柔らかくなり、保湿成分で肌を保護してくれるため、剃るときの摩擦を軽減することが出来ます。
肌にとって快適なシェービングを心がけましょう。
・ヒゲを剃るときのポイント
ヒゲを剃るときは、ヒゲの剃りやすい場所から剃っていきましょう。
もみあげや頬のあたりから剃り始め、硬いヒゲが生えやすいアゴや口周りのヒゲは水分が充分に浸透し、柔らかくなってから最後に剃りましょう。
カミソリの使い方は、ヒゲの生えている方向に軽く滑らせるように動かしてください。
また、カミソリにヒゲが詰まったりすると切れ味が悪くなるので、詰まったら水で流すようにしましょう。
・ヒゲ剃りのテクニック
「順剃り」
ヒゲの生えている方向に動かすこと。
「逆剃り」
順剃りで生じた剃り残しの部分を、ヒゲの生えている方向とは逆の方向で剃ること。
「張り手」
順剃りや逆剃りを終えたあと、仕上げとして行います。
皮膚を引っ張りながら深剃りしていきます。
カミソリを持っていない方の手で皮膚を引っ張り、深剃りしていきます。
皮膚を引っ張ることでヒゲが立つので、キレイに剃ることが出来ます。
ポイントは、カミソリを動かす向きと反対に皮膚を引っ張ることです。
・綺麗に洗い流す
シェービングフォームやジェルが残ってしまうと、肌トラブルに繋がってしまうのでしっかりと洗い流しましょう。
冷水で流すとお肌が引き締まります。
また、使ったカミソリも綺麗に洗って清潔に保管しましょう。
ヒゲ剃り後のアフターケアが最も重要
これはカミソリに限らず、電気シェーバーでのヒゲソリにも言えることですが、ヒゲソリをした後の肌は「ケガ」をしている状態です。
肌の表面に細かな傷が存在し、肌の水分量を保つ角質層も損傷しています。
そのまま放置してしまうと、肌が乾燥するだけでなく、細かな傷によってゴツゴツした汚い肌になってしまいます。
ケガをした後にしっかりと手当をしないと傷跡が残るように、ヒゲソリ後もアフターケアが最も重要です。
- 角質層を保護し、肌の乾燥を防ぐ効果
- 肌荒れを抑制し、肌の炎症を抑える効果
必ずこの2つの効果を併せ持った「男性専用の化粧水」か「アフターシェーブローション」でケアをするように心がけましょう。
男性のヒゲソリ後におすすめの化粧水
NOTOMANIA8(ノトマニア8)クリスタルクリアドロップ
「シアバター」「ホホバ種子油」「セラミド2」これらを中心としたエモリエント成分を配合。
肌のキメを整え、乾燥・カサつきを防ぎ、うるおいのある柔らかな肌へと導きます。
さらに整肌成分として「アロエベラ葉エキス」「アラントイン」「フルボ酸(フムスエキス)」を配合することにより、肌荒れを防ぎなめらかな肌を作ります。
1本で男性の肌トラブルを全てカバー出来る逸品。
シェービングで気をつけること
・ドライシェービングはしない
ドライシェービングは肌への負担が非常に強いため、できるだけ避けるようにしましょう。
・逆剃り、張り手を多用しない
逆剃りや張り手などの深剃りは、皮膚に与える負担が大きいのでカミソリ負けを起こしやすくなります。
部分的にポイントで行うようにしましょう。
・定期的に刃を交換する
刃の切れ味が悪い状態のままヒゲを剃ると、一度で剃り切れずに剃り残しが発生してしまいます。
その結果同じ所を何度も剃ることになり、肌への負担が余計にかかってしまいます。
カミソリの交換期間の目安は2週間です。
切れ味が悪くなってきたらすぐに交換するようにしましょう。
まとめ
シェービング方法は皆さんそれぞれではあると思いますが、いつも肌荒れで悩んでいるという方は、一度ヒゲソリの方法を見直してみてはいかがでしょうか?
きっと何かしら改善されると思います。
また、肌荒れが無いので大丈夫という方でも、毎日ヒゲを剃る習慣がある人は、数年後の肌の状態が変わってくるので、必ず「男性専用化粧水」か「アフターシェーブローション」でケアをするようにしましょう!
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