パーマをかけてみたいけど、初めてだから不安なことがいっぱいある。。
そんな男性の不安を徹底的に解消するべく、パーマ初めての男性に捧ぐ
「メンズパーマ完全ガイド!!」
を作成しました。
この記事を読み終わる頃にはパーマに対する不安が解消されて、パーマをかけても良いかもと思うようになるので、パーマに興味はあるけど、あと一歩踏み出せないという男性の方は是非ご覧ください!!
パーマの「メリット」と「デメリット」
まずはパーマをかけるうえで、起こりえる「メリット」と「デメリット」を分かりやすくご紹介したいと思います。
メリット
- 雰囲気が変わる
- 直毛の人はスタイリングが楽になる
- 髪の毛にボリュームが出せる
- 薄毛をごまかせる
パーマをかける事による一番のメリットと言えば、やはり「雰囲気を変えることが出来る」でしょう。
簡単に出来るイメージとしては「直毛の人がくせ毛になる」イメージです。
直毛がくせ毛になる事によって、可愛いらしい雰囲気にも男らしい雰囲気にもなる事が出来ます。
さらに直毛では難しかったスタイリングも簡単に出来るようになったり、ボリュームが出る事によって薄毛をごまかす事も出来ます。
薄毛に似合う髪形についてはこちらを参考にしてみてください。
【薄毛に似合う髪形とは?】薄毛でも出来る!!美容師おすすめの髪型
デメリット
- お金がかかる
- 施術時間がかかる
- 敏感肌の人は頭皮や肌が荒れる可能性がある
- 髪の毛が傷む(パサパサになる)
パーマをかける事にはメリットが沢山ありますが、デメリットも多く存在します。
人によって何が一番のデメリットかは違いますが「髪の毛や肌へのダメージ」は、治すまでに相当な時間がかかってしまうので、心配な方はパーマを控えておいた方が良いでしょう。
パーマをかけるにはどれくらいの長さが必要?
パーマをかけるには基本的にロッド(パーマの際に巻く筒状のもの)の大きさに対して、1回転半の長さがあれば可能です。
ロッドの大きさは特大のものから、爪楊枝くらいの極小のものまであるので、ベリーショートくらいの長さでも一応パーマをかけることは出来ます。
しかし、ロッドの大きさに対してパーマの強さが変わるので、爪楊枝くらいのサイズのロッドでパーマをかけると、髪の毛が燃えたようなチリチリパーマになってしまいます。
そのようなパーマを求めるのであれば良いのですが、くせ毛風やナチュラルパーマをかけたい人は、前髪が目にかかるくらいまで髪の毛を伸ばしてから、大きめのロッドでパーマをかけてもらうようにしましょう。
パーマはどれくらいもつ?
パーマのもちは髪質によって異なります。
一度かけると、髪の毛を切って無くなるまでパーマが落ちない人もいます。
反対にシャンプーを数回しただけでパーマが無くなるような髪質の人もいます。
男性の場合は基本的に女性に比べて髪の毛が太く、しっかりしている場合が多いので、2~3カ月はもつ人が多いです。
しかし1~2ヵ月で髪の毛をすいたり、切ったりする事が多いので、途中でパーマが弱くなることも考慮しておきましょう。
パーマヘアのスタイリングは難しい?
「パーマのメリット」の部分でお伝え致しましたが、パーマヘアのスタイリングは直毛に比べて簡単です。
直毛の特徴として
- スタイリングの形をキープすることが難しい
- 髪の毛が分かれにくい
- 流れにくい
- ボリュームが出にくい
- 毛先を遊ばせにくい
- ピンとした固い雰囲気になりやすい
などがあります。
その為、ヘアアイロンを使ってのスタイリングや「ハードワックス」「ハードスプレー」などが必要になってきます。
髪の毛がパーマによってカールすることにより、これらの問題が解消されるので、スタイリングが簡単になるという訳です。
しかし注意をしなければいけないのは
- くせ毛にさらにパーマをかけた場合
- 特殊な強いパーマをかけた場合
これらの場合はカールが強くなりやすく、なりたいヘアスタイルに合わせたスタイリングが必要になる為、簡単とは言い切れません。
さらに直毛にパーマをかける場合であっても、最初の内は慣れていない為、戸惑うこともあります。
慣れてくると、パーマ無しではいられなくなるくらいスタイリングが楽になります。
男性のヘアスタイリングに関してはこちらを参考にしてみてください。
【メンズヘアスタイリングの基本】シルエット作りとワックスの付け方
どんな風にオーダーしたら良い?
パーマヘアをオーダーする場合は必ずイメージ写真や画像を用意しましょう。
口答で美容師さんに伝えると、ずれが生じやすく思い通りの仕上がりになりにくいので、イメージを共有するためのものは必ず持っていきましょう。
もし忘れてしまった場合も、美容室においてあるスタイルブックの中からイメージに近いものを探して、必ず美容師さんに確認してもらうようにしましょう。
雑誌に書いてあるようなパーマの種類を伝えても、美容師さんによって解釈が違う為、パーマの種類で伝えることも止めておいた方が良いでしょう。
パーマにかかる時間と値段
「パーマのデメリット」の部分でもお伝えしましたが、髪の毛にパーマをかけると必ず時間と値段がかかります。
時間としては、カット以外でプラス1時間と考えておきましょう。
パーマの種類や、かかりやすさによって前後しますが、基本的にはプラス1時間くらいを目安に考えておきましょう。
パーマの値段は美容室によって異なりますが、カット以外でプラス5000円~10000円くらいが多いようです。
しかし、パーマをかける際は値段によって美容室を選ぶのでは無く、美容師さんの知識や経験がとても重要になってくるので、事前に美容室や美容師さんについて調べた結果、信頼出来る美容室を選ぶようにしましょう。
パーマがかかりにくい髪質
パーマには「かかりやすい髪質」と「かかりにくい髪質」があります。
パーマがかかりにくいからと言って諦める必要はありませんが、通常より時間がかかってしまったり、とれやすかったりする事が多いので、自分の髪質を知っておいた方が対処し易いでしょう。
また、髪質に関係なく
- 初めてパーマをかける人
- ヘアカラーをしていない人
- 髪の毛にダメージが無い人
はパーマがかかりにくいので、覚えておきましょう。
以下「パーマがかかりにくい髪質」について詳しく説明していきます。
剛毛の人
髪の毛が太くしっかりしている人は「キューティクル」の層が分厚くなっているので、パーマ液が浸透しにくく、かかりにくくいことが多いです。
細毛の人
髪の毛が細く柔らかい人は「キューティクル」がキレイにつまっているため、パーマ液が入っていきにくいと言われています。
さらに髪の毛にコシが無いため、パーマのもちも悪くなる事が多いです。
縮毛矯正をかけてている人
縮毛矯正は強い薬剤を使い、さらに熱を加えるため、髪の毛内部のタンパク質が固くなってしまい、パーマをかけるのが非常に難しいです。
デジタルパーマであれば、縮毛矯正に近い薬剤と熱を使用するため、パーマをかけれる可能性はあります。
ブリーチをしている髪
ブリーチの薬剤は色素を抜くためにかなり強力で、髪の毛をボロボロにしてしまいます。
その状態からパーマの薬剤を付けてしまうと、髪の毛が耐え切れなくなり、チリチリになったり、切れたりしてしまいます。
パーマスタイルの種類
パーマは一般的に「ロッド」という筒状のアイテムを使って巻いていくのですが、ロッドには様々なサイズや形があり、さらに巻き方も色々な巻き方がある為、それぞれを組み合わせる事によって、様々なパーマスタイルを作ることが可能です。
ここでは代表的なパーマスタイルの種類と、特殊なパーマスタイルをご紹介します。
自分がやってみたいパーマスタイルを選ぶ際の参考にしてみてください。
平巻きパーマ
平巻きパーマは一昔前に「ボディパーマ」と言われた、いわゆる普通のパーマです。
横向きにスライスを取り、横に巻き収めるパーマで、ボリュームや毛流れを作りやすいのが特徴です。
ナチュラルなパーマにしたい場合に向いています。
縦巻きパーマ
出典:HAIR
縦巻のパーマは縦にスライスをとり、縦に巻き収めるので、横向きの平巻きパーマに比べてボリュームを抑えながら、動きを出す事が出来ます。
パーマを強めにかけたいけれど、ボリュームは出したくない場合や、くせ毛風のパーマをかけたい場合に向いています。
ピンパーマ
ピンパーマはロッドを使わずにピンで固定して作るパーマです。
ロッドでは巻きにくい、ベリーショートのような短髪の方でも出来るパーマです。
また、ロッドで巻いたパーマよりカールが優しくなるので、前髪にパーマをかけたい場合や、ナチュラルな質感を求めている人におすすめです。
ツイストパーマ
ツイストパーマは髪をねじりながら巻くことで、束感や髪の動きを作れるパーマです。
ねじりを強くすればするほど束感が強くなり、チリチリとした質感の髪型を作ることが出来ます。
毛先が傷みやすく、チリチリになってしまうのでダメージを気にする人は要注意です。
スパイラルパーマ
スパイラルパーマは、ロッドに髪をクルクルと螺旋状に巻き付けて作るパーマです。
ロッドの大きさの違いで、スパイラルのカール感をキツくしたり柔らかくしたり調節することが出来ます。
螺旋状にカールを作るため、根元から毛先まで均一のカールを作る事ができ、全体的にしっかりとパーマ感を出したい人におすすめのパーマです。
ツイストスパイラル
ツイストパーマとスパイラルパーマを融合させたパーマです。
髪をねじりつつ螺旋状にロッドに巻きつけていきます。
強いカール感や束感が出るのが特徴。
細いロッドや針金に巻き付けて巻くと、解いたときにアフロヘアを作る事が出来ます。
さらにアフロヘアからドレッドヘアを作る事も出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
パーマをかけてみても良いかもと思いましたか?
ここで、最後にもう一つ不安を解消する情報をお伝えします。
「パーマはかけても、いつでも元に戻すことが出来る」
これはとてもシンプルなものですが、パーマヘアが気に入らなかった場合、いつでも「パーマ落とし」で元に戻す事が出来るのです。
髪の毛を切らなければ二度と元に戻らないという事は無いので、人生で一度くらいはパーマヘアに挑戦してみてはいかがでしょうか?
きっと新しい自分に出会うことが出来るでしょう。