顔にニキビがあるだけで、気分が下がったり、肌荒れを隠すためにメイクをしたり、無加工の写真が怖かったり…
辛い思いをすることが多いですよね。
「食べたらニキビが悪化する食べ物が分かっていたら避けるのに…」と思ったことはありませんか?
実は人間の肌に影響を与えるのは80%が食事、あとの20%がスキンケアだと言われています。
ニキビに効く化粧品を使って肌を気遣っているつもりでも、食べ物でそのニキビを悪化させているかもしれません。
そこで今回は、ニキビを悪化させる食べ物と、ニキビ改善や予防に効果的な食べ物も合わせて紹介します。
食べるとニキビが悪化する!?「ニキビ肌NG食品」
外食が多い。暴飲暴食をしてしまう…。お酒を飲みすぎてしまう…。
このような食生活の乱れが原因でニキビができてしまったり、悪化に繋がることは多くあります。
特に、皮脂を過剰に分泌しやすい食材や、肌のバランスを崩してしまうようなものの食べ過ぎには注意が必要です。
ニキビが治らないどころか、悪化したり、肌のテカリが酷いときは普段の食べ物が原因かもしれません。
ここでは、具体的にどのような食材でニキビが悪化するのか、理由とともに詳しく説明していきます。
ファストフード
ニキビの原因となるのは、毛穴の皮脂詰まり。
ファストフードなどの油っこい食べ物は、血液中の中性脂肪を増加させます。
中性脂肪が増加すると、皮脂の分泌量が増えて毛穴詰まりを起こし、ニキビの原因であるアクネ菌が繁殖しやすくなるため、ニキビができやすくなってしまいます。
脂身の多い肉
こちらもファストフードと同じく油分が多いので、食べ過ぎると皮脂分泌が多くなり毛穴が詰まる原因になります。
甘いスイーツ
「チョコレートでニキビが悪化する」という噂を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
これはチョコレートに含まれる糖分が原因です。
糖分を体内で分解するには、ビタミンを多く使用します。
ビタミンにも多くの種類がありますが、どれも不足してしまうと糖分は分解されることのないまま脂肪となり、皮脂の過剰分泌が始まりニキビが悪化します。
白米やパン
お米やパンなどの炭水化物は、胃で消化されると糖分に変わります。
適量であれば問題ありませんが、食べ過ぎると甘いスイーツと同じようにニキビの原因になってしまいます。
辛い食べ物
刺激の強い食べ物は、胃など内臓に負担がかかってしまい、胃液が多く分泌されて小腸に流れていきます。
これによって小腸が荒れた状態になり、消化不良や自然治癒力などが低くなり、肌のバランスが崩れてニキビができてしまいます。
ニキビをいち早く治したいという場合には、辛い食べ物の摂取を適量に留めて、胃腸に負担がかからないようにしましょう。
お酒
お酒を飲みすぎてしまうと毛細血管が広がり、皮脂膜を刺激して肌のバランスを崩す可能性があります。
さらに、アルコールの種類によってはかなりの糖分が含まれているため、甘いスイーツと同じく、飲みすぎると皮脂が過剰に分泌され、ニキビの悪化に繋がります。
ニキビ改善のためにはもちろんですが、健康のためにもお酒の飲みすぎには注意が必要です。
ニキビを改善して予防もできる「美肌食材」
ニキビを悪化させてしまう食べ物があれば、ニキビ改善に効果のある食べ物もあります。
ニキビができやすい方は積極的に摂ってみてください。
赤身のお肉、鶏胸肉、卵、魚
ずばり、高タンパクな食材は綺麗な肌を作ります。
タンパク質を摂ることで新陳代謝が促進され、肌のターンオーバーを促しニキビの治りを早くします。
ピーマン、ブロッコリー(緑黄色野菜)
これらに含まれる栄養素が「ビタミンC」。
コラーゲン生成を促進するビタミンCは、ニキビ改善のために積極的に摂りたい栄養素です。
皮膚の再生を助け、ニキビ跡にもアプローチします。
炎症を抑える作用もあるので、ニキビの炎症も抑えてくれますよ。
また、これらにはニキビの原因になる皮脂の分泌量を抑える効果があります。
とにかく、ニキビの改善や予防のためにはビタミンCは欠かせないというわけです。
納豆、ヨーグルト(発酵食材)
便秘が続くと肌荒れを感じるように、“肌は内臓の鏡”と言われ、食生活が悪く腸内環境が悪化すると、体全体の免疫力が低下し、同時に肌のバランスも崩れてしまいます。
納豆、ヨーグルトなどの発酵食品は腸内環境を整えてくれるので、繰り返すニキビを予防することが出来ます。
まとめ
できてしまったニキビを治し、新たにニキビができてしまうのを防ぐためには、食生活を整えることがとても大切です。
油分や糖分、刺激物は皮脂を多く分泌するので、ニキビができている時は極力避けるようにしてください。
また、ビタミンCなどのニキビに効果的な食材を積極的に取り入れ、ニキビのできにくい肌を目指しましょう!