最近白髪が目立ってきたなぁと感じていることはないですか?
気にしないようにしていても、やはり白髪があるとどうしても老けて見えるのではないかと気になってしまいます。
特に男性は、女性に比べてヘアカラーや白髪染めに対して抵抗を持っているので、染めるのは面倒だし、どうしたものかと悩んでいる方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、美容院に行かなくても自宅で出来る「白髪染めシャンプー」についてご紹介したいと思います。
白髪染めシャンプーとは
白髪染めシャンプーとは、名前の通りシャンプーをすることで白髪染めができるというアイテムです。
カラー剤とは違い、頭皮や髪を傷めることもないのでダメージを気にされてる方や、肌の弱い方などにもおすすめです。
毎日使い続けることによって徐々に白髪が染まっていく仕組みになっています。
また、黒色だけではなく、ブラウン系のカラーも選ぶことができるのでお洒落を我慢することなく簡単に白髪への対策が出来ます。
白髪染めシャンプーの仕組み
ヘアカラーでの白髪染めは、薬剤が髪の内部に浸透して染まるので、すぐに染まります。
しかし、カラー剤は皮膚や衣服についてしまうと取れないため、自分で染めるにはすごく手間がかかります。
肌の弱い人は薬剤によってはアレルギー反応が出て、頭皮が荒れてしまう恐れも。
それに比べて白髪染めシャンプーは、ヘアマニキュアのように髪の毛の表面に着色して染まるシステムになっています。
白髪染めシャンプーは一度で染まるヘアカラーとは違い、すぐには染まらないですが、毎日使うことで徐々に染まっていく仕組みです。
お風呂で普通にシャンプーをするように使用するだけなので簡単に染めることが出来ます。
そのため、汚れる心配や肌の荒れる心配がありません。
カラー剤に比べて即効性はないですが、徐々に染まっていくことで、自然な仕上がりになるため、染めた感を出したくない人にはおすすめです。
白髪染めシャンプーのメリット・デメリット
白髪染めシャンプーのメリット
頭皮や髪に優しい
カラー剤のように化学反応を起こさせて髪を染めるシステムではないので、敏感肌の人でも白髪を染めることができます。
時間がかからない
カラー剤で髪を染めるときは、髪内部に薬剤を浸透させないといけないので放置時間を設けなくてはなりません。
その点、白髪染めシャンプーは毎日お風呂で普通にシャンプーするだけでOKなので放置時間は必要ありません。
美容院に行く手間も省けるので時間があまり作れない人にもおすすめです。
準備が必要ない
ホームカラーを行う時、汚れてもいいタオルや手袋やハケなどの道具が必要になりますが、白髪染めのシャンプーは特に道具が必要ありません。
そのため、消耗品を増やすことなく片付けも必要ないので手軽に白髪染めをすることができます。
伸びてきた白髪も染まる
カラー剤で染めると、根元が伸びてきたときに白髪との境目がはっきりとしてくるので気になります。
その為、頻繁にカラーをしなければならないのですが、こまめに染めるのも少し面倒です。
白髪染めシャンプーは、毎日シャンプーすることで伸びてきた根元にもしっかりと効果を発揮してくれます。
自然な仕上がりに
白髪染めシャンプーは、毎日使うことで徐々に染まっていくため、突然真っ黒に染まるのが嫌な人や、自然にぼかしながら染めていきたい人はおすすめです。
白髪染めシャンプーのデメリット
染まるまでに時間がかかる
カラー剤は一度染めたら綺麗に染まるのに対し、白髪染めシャンプーは一回の使用では変化は見られません。
染まるまでの期間は商品により異なりますが、大体3~5日くらいから徐々に変化が分かるようになり、白髪が気にならなくなるまでには2~4週ほどかかります。
すぐに染めたいという人はカラー剤の方を選びましょう。
色の種類が少ない
白髪染めのシャンプーは、色の展開が少ないので美容院で染めてくれるようなお洒落な色味がありません。
黒やブラウン系のカラーがお好きな人は問題ありませんが、カラーにこだわりがある人はカラー剤で染めるのをおすすめします。
ヘアカラーの色が入りにくくなる
白髪染めのシャンプーは髪の毛の表面をコーティングしてしまうので、カラー剤が髪の毛の内部に浸透しにくくなり、染まりが悪くなってしまう傾向にあります。
カラー剤に戻したい場合は2週間前くらいから白髪染めシャンプーの使用を中止しましょう。
爪や指が染まる恐れも
シャンプー後、キレイに流していたら問題はないのですが、ごくまれに指や爪に残ってしまい、染まってしまうことがあります。
また、ホワイト系などの薄い色のネイルをしている人は、汚れるのが不安であれば手袋の使用をおすすめします。
白髪染めシャンプーの使い方
まずは髪の毛をブラッシングする
シャンプーをする前に、ブラッシングして下準備をしておきましょう。
ブラッシングすることで髪の毛の絡まりを解き、髪についた汚れやホコリなどを落とすことで、シャンプーの効率がよくなります。
シャンプー前にしっかりと予洗いをする
シャンプー前のすすぎはついつい疎かにしてしまいがちですが、しっかりと予洗いしてあげることで8割の汚れが落ちると言われています。
ただ濡らすだけではなく、頭皮や髪を洗いながら流しましょう。
そうしてあげるとシャンプーの泡立ちもよくなります。
シャンプーは多めに出す
予洗い後、しっかりと髪の水気を取ったらシャンプーをしていきます。
白髪染めシャンプーは少量だと色がつきにくいので、通常のシャンプーよりも少し多めに出しましょう。
また、髪の毛にスタイリング剤などがついている場合は、普通のシャンプーで一度洗ってから白髪染めシャンプーを使用しましょう。
よく泡立てる
シャンプーを手に出したら、手のひらで軽く泡立ててから頭につけましょう。
しっかりと泡立てることで色が定着しやすくなります。
その後通常通りにシャンプーしてください。
色が出なくなるまで流す
シャンプーを終えたら色が出なくなるまでしっかりと泡を流していきましょう。
すすぎを怠ると、タオルや枕に色がついてしまう恐れがあります。
生え際や耳裏は流し残りが多い場所になるので注意して流しましょう。
効果を高めるには
カラートリートメントと併用する
カラーシャンプーとカラートリートメントを併用して使うと、より色が入りやすくなり、色持ちもよくなります。
カラーシャンプーとの違いは、つけた後少し時間をおくことです。
時間をおくことでより色が浸透していきます。
また、トリートメントの成分で手触りもよくなるのでおすすめです。
洗った後はすぐ乾かす
濡れたままで放置してしまうと服やタオルに色がついてしまうことがあります。
また、髪へのダメージや頭皮トラブルの原因になってしまうので、洗った後はドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
ドライヤーの乾かし方については、こちらの記事を参考にしてみてください。
お風呂上りに髪を乾かさないと起きるトラブルとドライヤーの時短術!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
男だから白髪が生えていた方が貫録があって良いという意見もありますが、白髪があると、どうしても老け込んで見えてしまうのもまた事実です。
白髪がまだらに生えている状態も、見た目的にはあまり良いとは言えません。
男性はカラーに抵抗があるとは思いますが、自宅で出来る白髪染めシャンプーを使って白髪をカバーする方法もあるので、白髪にお困りの方は1度試してみても良いかもしれません。
その他男性のヘアカラーに関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。